2012年3月17日土曜日

たかが釣り、されど釣り。安全が第一


今朝は雨上がりの朝になりました。
明日は延期になった釣り大会ですので天気が非常に気になります。
現時点では非常に微妙です。
明日は曇り時々雨の予報ですが、雨より風向きが重要です。


先ほど佐多岬田尻港の渡船の船長さんとも話をしたのですが、
「今日はほとんどの船が休んでいる」とのこと。
流石に南西の風20mはどうしようもありません。
正面からの風ですので、風裏がありません。
船長さんも商売ですので、
何とか安全に釣りを出来る場所を探してくれますが、
今日みたいな日は安全第一を特に最優先するため、
渡礁してもすぐ回収になる事もしばしばです。
結局のところ当然に釣りどころでは無くなる事が予想されます。

「早めに西寄りに変わってくれれば」と祈るばかりです。

荒れ狂う佐多岬








上の写真は、過去に釣友が釣場から撮影した大輪島(佐多岬灯台)なんですが、
ご覧の様に荒れ狂っています。
実はもう1枚貴重な写真があり、
撮影した釣り場の正面の画像です。
回収の船を待つ間、携帯電話を持つ手が緊迫感を伝えます。

数ヶ所瀬変わりして最後の風裏でしたが急遽回収が決定。
(天候の急変で、さらに悪化する事が予想された為)
当初は、
この右側の瀬が壁になって波を消してくれるので安全だと判断したのだと思います。
現に、沖は白波が立っていますが、
目の前は荒れ具合が割りと穏やかです。というかちょうど良いくらいです。
しかし、風向きが南に変わると、正面から波が来ますので非常に危険です。
天気図や天気予報からベテラン船長さんが天気の急変を察知して、
回収を決断したのだと思います。
(反対に、釣り人が船長さんに電話して早目に急変を伝え回収になる事もあります。)




念のために書きますが、
釣りの事故は、こういう日に地磯釣行した際に発生する事が多いのです。
渡船利用の場合は、救命胴衣着用は義務付けられていますし、
海に詳しい船長さんが安全を確認して出港か否か判断し、
かつ、安全で回収可能な磯にしか渡しません。
そのおかげで割と事故は少ないのです。

地磯の場合は自分の判断で磯に行け、救命胴衣着用も少ないので、
予想外の波や風で海に落ちたりして行方不明になったりします。



さて、気になる明日の予報ですが、


17日午前3時の桜島上空の風は、
南西の風 23m
17日21時の予測は、
西の風 16m
物凄いことになっています。こんな状況でも街中はごく普通の曇りなので、
沖磯が荒れ狂っている事など誰も気にしませんし、気付きません。
(漁師や釣りをする人以外は・・・・)


南の影響が小さければ、(南風が早めに西風に変われば)
東磯でも竿だし出来るところがありそうです。
明日未明まで南の影響が残れば、風裏になるであろう東磯でも、
正面からのウネリが残り渡礁は難しいですね。
午3時頃までに最終判断をします。
沖磯はこんな状況でも、錦江湾内なら竿だし出来るかもしれません。



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